新卒採用者導入研修

新卒が入社後、最初に4泊5日の泊まり込みで行う研修です。最初にマナー、仕事、商品知識などを学ぶ場になる一方で、「同期の輪を作る」という点により重きを置いているのが、この研修の特徴です。

同期がいるから頑張れることもある

津田屋では、毎年全体で20~30名の新卒が入社します。
高校、大学を卒業し初めて社会に出る新卒にとって、「同期」という仲間は心強い存在だと思います。ただ、店舗運営を行う当社の場合、各店1~3名程度でバラバラに配属されるため、新卒同士のつながりはどうしても希薄になりがちです。
困ったとき、挫けそうになったときに、気軽に相談できる、支え合える、競い合える仲間の存在は、新卒にとっては特に大切な存在だと考えています。
 

同期の輪を作る導入研修

そこで私たちは、この4泊5日の泊まり込みの新人導入研修に取り組み始めました。
新卒は例外なく参加。ここにトレーナー(教育担当)として先輩社員が参加し、【先輩1名 + 新卒4~5名】で班を作って、5日間行動を共にします。

マナー、仕事の基本、商品の基礎などを学びながら、最終日には各班で一つの課題に取り組みます。この課題は、班のメンバー全員で一致団結して取り組まなければ、やりきることのできない内容。
毎年どの班も、新卒・トレーナーが一緒になって、一喜一憂しながらこの課題に取り組んでいます。
 

研修後の話

店舗配属後も、研修で寝食を共にした仲間・先輩社員が誰かしら近くにいるため、安心感を持って仕事に取り組むことができているようです。
さらに新卒メンバーだけでなく、トレーナーとして参加した先輩社員にとってもかけがえのない経験になっているようで、研修から半年後に行っている「同期会」も、もともとは一人の先輩社員が個人的に企画したものでした。
 

みんなで成長するサイクル

同期のつながり、そして先輩社員とのつながりが固い絆へと変わり、お互いが成長していく。
そして新卒として入社し数年後、成長したメンバーが教育担当として同研修に参加し、そこから新たな気付きを得てさらに成長していく。この研修は、色々な人の、色々な想いが詰まった、津田屋にとってかけがえのないものになっています。