イエローハットフロアスタッフ|入社19年目 Yasuda.W

今回は、津田屋に中途入社し、現在19年目のYasuda.Wさんをご紹介します!

美容師やアパレルスタッフを経験後、2004年に中途入社をしたYasuda.Wさん。前職で長続きしなかったことが悔しく、津田屋では「何がなんでも長く続けよう」という強い意志を持って入社したといいます。そんなYasuda.Wさんは、現在入社19年目で店長としても活躍されています。

本記事のインタビューでは、長く勤めているからこそ感じる津田屋の魅力や、長く勤められている秘訣などについて伺いました!津田屋の雰囲気が感じられるインタビューとなっているので、ぜひチェックしてみてください。

PROFILE

イエローハットフロアスタッフ|入社19年目 Yasuda.W

Yasuda.Y

2004年入社

高校を卒業後、美容師とアパレルスタッフを経験し、2004年に津田屋に入社。入社後はイエローハットのピットスタッフとして配属される。2006年からフロアスタッフとして配属となり、現在は入社19年目。店長としても活躍中。

初めての就職での失敗から得たこと

__津田屋に入社を決めた理由を教えてください。

私は高校を卒業後、美容師をしていました。単純に美容師という職業に憧れていたんです。ただ、初めての仕事、初めての一人暮らし。夢と現実とのギャップは大きかったように感じます。体調も崩してしまい、半年も経たないうちに辞めてしまいました。

その後、洋服に興味があったので、しばらくアパレル販売のアルバイトをしていましたが、友人が社会に出てしっかり仕事をしている姿を見て、再度就職活動を開始。当時は、ワゴンRに乗っていて、車をピッカピカに磨くのが好きだったので、「車に関わる仕事をしてみたい」「ツナギを着たメカニックもカッコいいかな」と思い、 2004年に津田屋に入社しました。

就職活動を始めた時に決めていたのは、「次の就職先は、何が何でも長く続けよう」ということでした。社会人一年目で勤めた美容院は長続きしなかったため、結局、自分は辛いことから逃げたんだという、大きな挫折感、敗北感があり、新しい職場では、絶対に逃げたくなかったんです。
そんな想いがあってか、苦節はありながらピット作業にも徐々に慣れ、仕事が楽しくなっていきました。

元々、私はインドア派です。外に出て体を動かすよりも、どちらかといえば、ウチにいるのが好きな性格なので、ツナギを着て、点検作業や部品の取り付けをコツコツとやるピット作業は性に合っていたんだと思います。
 

望まぬ転機から得られた「やりがい」と「自信」

__これまで18年間働いてきて大変だったことはなんですか?

ピットスタッフからフロアスタッフへの配置転換があった2006年が大変だったと思います。

正直に言えば、当時はピット作業を続けたいという思いが強く、店長にも直談判しました。結局、配置転換は覆らなくて、辞めることも頭によぎりました。
でも、「長く続けよう」という最初の思いと、これまで教えてもらったことを無駄にしたくないという気持ちもあって、最終的にはフロアスタッフとして頑張ることを決意しました。

最初の担当は、オーディオの接客・販売。ピットにいたので、商品の知識はあったのですが、自分から積極的にお客様に声を掛けるのは元来苦手でした。
お客様にどのように話をすればよいのか、商品の魅力をわかりやすく説明するためにはどうすれば良いのかなど、とにかく工夫を続けたんです。そう して仕事に取り組む中、私にとって衝撃的な出来事が起こります。

それは、「自分の提案・説明」が、お客様の商品選定の決め手になるという出来事。フロアスタッフにとっては、ある意味当たり前かもしれませんが、自分の説明・提案を信じて、購入を決めいただけるんです。それがとても嬉しくて、同時に面白く感じたんですね。

その後は、お客様の車を見て、その方のライフスタイルを踏まえて商品を提案するなど、話しの組み立て方も自分なりに創意工夫を重ね、お客様に購入していただく機会がドンドン増えていきました。

それと同時に、フロアスタッフから頼られることも増え、自信につながっていきました。研修や勉強会を通して、お客様の要望を引き出す接客テクニックを学ぶ機会も多々ありますが、私にとって一番学べるのは「現場」。スタッフにも積極的にお客様と接し、学んでほしいですからね。
 

「スタッフと店の在庫を、お前に任せる」挑戦させてくれる社風

__津田屋の魅力を教えてください。

「何事もまず挑戦してみよう」という社風が、津田屋らしさですね。

入社して7年経った、2011年についに店長のポジションを任されることになりました。入社当時、なかなか結果を出せずに、モチベーションも上がらない日々から考えると大出世です。上司から抜擢してもらったのは単純に嬉しかったですね。

店長を任されたときに上司に言われたのは、「スタッフと店の在庫を、お前に預ける」という一言でした。たしかに店長の責任は重大です。プレッシャーは大きかったのですが、店を一つ任されるということへの意欲が上回り、是非チャレンジしてみたいと思ったんです。

店長として心がけていることは二つあります。一つは「背中で見せる」ということ。店長だからと、バックヤードで指示出しばかりしているのではなく、むしろ基本的な仕事から積極的に参加し、現場のスタッフと一緒に仕事に取り組むようにしています。

もう一点は、スタッフの不安を取り除いてあげること。休みの日に見た映画の話や、夢中になっているゲームの話など、仕事以外の話も交えながらなんでも相談できる空気感をつくっています。スタッフが安心して、信頼しあって仕事するためにも、コミュニケーションは大事ですからね。

__素晴らしい。ちなみに、休日はどのように過ごしているか教えてください。

仕事柄平日休みが多いのと、長男が小学生の為、あまり外出はせず家でゆっくり過ごすことが多いです。
子供と休みが合えば、もともと出かけることが好きなので、一緒にいろいろなところに出掛けて家族ではしゃいで過ごします。
 

逃げない姿勢から得られたこと。変わることができる場所

__現在入社19年目のYasuda.Wさん。最後に長く働けている秘訣について教えてください!

私の社会人人生は、出だしから挫折と失敗の連続でした。最初の勤務先は、すぐに辞めてしまいました。

入社当初もピット作業が中心で、苦手なことを避けて自分の殻に閉じこもっていたんです。そんな自分に、新しい活躍の場を与え、成長を促してくれたのが上司や先輩、同僚たちでした。

これまでに心が折れそうになったことは何度もあります。そうした時、社内の仲間からの助言で何度も救われました。さらに、若い方から、家族連れ、シルバー世代まで多くのお客様と接し、お客様の要望に応えていくことで、私自身が前向きに変化することができました。

私の好きな言葉は、「一期一会」。まさに社内外、数多くの人との出会いで、自分を変えることができました。逆を言えば、自分が存在することで、地域の人々や店舗を変えることもできる。毎日が変化の連続です。だから、日々楽しんで仕事ができています!
 

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